ベルタ葉酸の副作用

ベルタ葉酸は美容や健康、妊活に効果のあるサプリメントです。

ですが体にいいからといって、たくさん飲めば飲むほどいいというものでもありません。

葉酸という言葉を聞きなれない人も多く、まだまだ広く認知されているとはいえないのが現状です。

こちらでは、ベルタ葉酸を飲む際に気を付けなくてはならない過剰摂取や副作用について、くわしく述べていきます。

 

ベルタ葉酸を飲み過ぎるとどうなる?副作用の症状は?

ベルタ葉酸に含まれている葉酸は、人間が健康的に生きていくうえで欠かせない成分です。

葉酸が欠乏すると健康にいちじるしい害がありますが、逆に過剰摂取してもよくない影響があります。

葉酸を過剰に摂っても一日や二日で変化があるというわけではありません。

ですが長い期間過剰摂取すると、体調に変化が表れ過敏症反応が出ることがあります。

症状としては吐き気や悪心などの胃腸障害、むくみや湿疹・蕁麻疹・紅斑などの皮膚疾患、発熱、不眠・不眠症等の睡眠障害、呼吸障害などが代表的なものです。

また貧血症状などが表れることも。

 

これらは飲んでいる本人に現れる症状ですが、妊娠している場合には胎児にも影響が表れることがあります。

葉酸を過剰摂取し続けると、胎児が先天性の喘息やアトピーなどのアレルギーを持って生まれてくるリスクが高まってしまいます。

あくまでも可能性が高くなるというもので、必ずそうなるというものではありませんが、危険性があるといわれることは避けるに越したことはありません。

葉酸は不足しても過剰になっても、体に悪い影響があるということを知っておく必要があるのです。

 

ベルタ葉酸はどれくらいまでなら飲んでいい?

ベルタ葉酸の副作用

厚生労働省は一日当たりの推奨葉酸摂取量を400μg(マイクログラム)としています。

この量を下回ることなく摂取することで、健康を維持できるということです。

では上限はどのくらいまで摂取していいのでしょうか?

葉酸はブロッコリーやほうれん草といった野菜やレバーやレバーペーストなど動物性の食品にも含まれていますが、食事から摂取する葉酸は、吸収率があまりよくないポリグルタミン酸型葉酸であることがほとんどです。

さらに水溶性のビタミンなので調理の際に半量が失われてしまいますから、食事由来の葉酸を過剰摂取してしまう心配はありません。

過剰摂取の原因として考えられるのは、サプリメントからの摂取です。

厚生労働省が定める一日の推奨摂取量は400μgまでであることはいうまでもありませんが、ついうっかりサプリメントを重複して飲んでしまうことは、どの人にもあり得ます。

実際に葉酸過敏症を起こしてしまうほどの量は1000~10000μgといわれていて、厚生労働省は30代女性の葉酸摂取の上限量は1000μgとしています。

又、内閣府の食品安全委員会においても上限量算定を

「高用量(5 mg/日以上)の葉酸の摂取は、ビタミンB12欠乏を原因とする神経学的疾患を進行させること等が報告されていることから耐容上限摂取量を18 マイクログラム/kg体重/日(例:体重50 kgの女性で、一日当たり900 マイクログラム(0.9 mg))とすることは妥当と判断しました。」と発表されています。
(https://www.facebook.com/cao.fscj/posts/1819733034909253より引用)

 

とはいえ葉酸サプリメントでそこまでの量を摂取することは逆に難しいでしょう。

ベルタ葉酸は一日あたり4粒、400μgの葉酸を摂取できるようになっていますが、飲んだことを忘れて再度飲んでしまったとしても800μg。

たまにそのようなことがあったとしても、すぐに葉酸過敏症を起こしてしまうようなことはありません。

あくまでも前述の量を継続して飲んだ場合に限られますので、余計な心配は必要ないのです。

 

ベルタ葉酸の副作用はこうすれば防げる!

ベルタ葉酸の副作用を防ぐには、一日の目安摂取量の4粒をしっかり守るということにつきます。

一日4粒をどのタイミングでどれくらいの量飲むかをまず決めて、それを覚えておくようにしてください。

例えば朝と晩に2粒ずつなら、飲んだ後にチェックをする用紙を作成しておくといいでしょう。

また市販のピルケースに、朝と晩の量を分けておくのも効果的です。

 

注意しなければならないのは、他のサプリメントと併用して飲む場合です。ベルタ葉酸と他の葉酸サプリメント

成分の一部に葉酸が配合されているものを、そうとは気付かずに飲んでしまうこともあります。

マルチビタミン系のサプリメントには葉酸が配合されていることがありますから、まずは成分表をチェックしてみてください

特に海外のサプリメントは表記が分かりにくく、また配合量が多いことがありますから気を付けましょう。

海外のお土産でもらったサプリメントなどを気軽に飲むのは避けておいたほうが賢明です。

 

またこれまで他社の葉酸サプリメントを飲んでいて、ベルタ葉酸に変更した場合も注意が必要です。

以前のものと飲む量が異なっている場合、つい以前の感覚で多めに飲んでしまうことも。

最も避けたいのは、そうとは知らずに過剰摂取し続けてしまうことです。
ビタミンCなどの栄養素は、過剰摂取しても余分なものは尿と一緒に排せつされてしまいますので問題はありません。
ですが葉酸は過剰分が排せつされることはありませんので、摂取する際にしっかり気を付けておく必要があります。

 

通常の食事をし、サプリメントの用法・用量を間違わなければ葉酸の過剰摂取による悪影響はありません。

但し、複数のサプリメントを摂取している場合にはそれぞれのサプリメントの葉酸含有量は把握しておいて過剰摂取とならないようにしなければなりません。

欠乏も過剰摂取も避け、必要な摂取量400マイクログラムを毎日継続して飲み続けることが大切だと知っておきましょう。

葉酸の重要性とは

葉酸はあまり聞きなれない栄養素ですが、水溶性ビタミンでビタミンB群の一種、13種類の必須ビタミンのうちの一つです。
以前はビタミンMとかビタミンBcと呼ばれていたこともあるそうです。

妊婦さんの場合

妊娠の4~5週目まで神経管形成期で、核酸を合成し、胎児のDNAがつくられ細胞分裂を繰り返し細胞を増やしていく時期です。

葉酸は核酸やタンパク質の合成にも関与し、正常なDNAを作り、その情報に基づいて胎児が器官形成をするために、ビタミンB12と共にとても重要な働きをしています。

母子手帳にも葉酸の必要性が記されているように、この時期に葉酸が不足すると赤ちゃんは脳や中枢神経に障害のある先天性疾患「神経管閉鎖障害」を持って生まれる危険性があります。

また、高齢出産のママは赤ちゃんがダウン症の先天性障害を持つリスク低減のためにも、母体の稽留流産を防ぐ為にも葉酸不足は厳重に気をつけなければなりません。

妊娠初期に葉酸の重要性が極めて高いことから、厚生労働省発表の妊娠初期の葉酸摂取推奨量は480μgとしていますが、妊娠発覚からよりも、妊娠計画をした時点から妊活サプリとして葉酸サプリメントを摂取する方がもっと良いという事になります。

妊娠中期や妊娠後期は初期よりも葉酸の推奨量は少なくなっていますが、妊娠期間は貧血予防のためにも、また、出産の後、授乳をしている時期にも、ホルモンバランスを整える働きで産後鬱の予防策にもなりますので、1日400μgは摂取するようにしましょう。

また、不妊治療をする際にも葉酸が重要な役割を果たしていることは不妊治療経験者も大いに認めています。

産婦人科によっては医師の判断で市販の葉酸サプリメントが処方されることがありますので相談してみると良いでしょう。

オーストラリアのアデレード大学のマイケル・デービス博士が論文で、妊娠後期に葉酸を摂取した人は摂取しなかった人に比べると赤ちゃんが喘息になりやすい、という研究発表をしたのですが、アデレード大学の研究は一般の成人の上限値である1日1000μgの摂取をした場合の結果であり、つまり過剰摂取が原因だという事になります。

 

1日400μgの摂取では過剰ではなく、安全性や喘息リスクを心配することはありません。

妊婦さん以外でも

葉酸が重要なのは妊娠女性だけではありません。

葉酸の不足によって下記のような症状が現れることがあります。

・神経症状・・・月経前の精神状態の不安定やうつ病の原因となる。

・貧血症・・・造血機能に異常を来し、正常な細胞分裂が行われなくなり、骨髄の中にある赤血球になる前の細胞、赤芽球が肥大化する「巨赤芽球性貧血」を起こす。動悸、息切れ、倦怠感などがある。
悪性貧血も巨赤芽球性貧血の一種。

・認知症・・・ビタミン12や葉酸の欠乏症が原因で認知症の発症リスクがある。高齢者も認知症予防のために重要な栄養素。

 

葉酸などのビタミンB群にはイライラなどの原因となるホルモンバランスの乱れを整えたり造血作用など、女性にとって重要な働きがあるため不足することのないようにしなければなりません。

勿論重要なのは葉酸だけではなく、食生活においてバランスよく栄養を摂ることが大切です。

葉酸の種類

体内に摂取した成分がどの程度吸収されているかを表す指標として「相対生体利用率」があります。

プテロイルポリグルタミン酸・・・多数のグルタミン酸が結合してできたポリグルタミン酸型葉酸で、緑黄色野菜や動物性食品では牛、豚、鶏のレバー、ウナギなどに含まれる天然由来の葉酸。

 

体内では消化管の酵素によってモノグルタミン酸に変化し小腸で吸収されるが吸収率低下で、相対生体利用率は50%程度となる。

プテロイルモノグルタミン酸・・・合成して作られたモノグルタミン酸型葉酸で、天然葉酸より体内での吸収率が良く、加工食品や栄養機能食品、栄養補助食品には多くの場合でモノグルタミン酸型葉酸が使われる。

 

相対生体利用率は85%と高い吸収率となる。

合成葉酸の方が吸収率が良いことがわかります。

過剰摂取に気をつけたい他の栄養成分

動物性食品に含まれるビタミンA(レチノール)は粘膜や網膜細胞を免疫機能を正常にするために妊娠中にも重要な栄養素ですが、耐容上限量が設定されている成分で、特に妊娠初期に過剰摂取すると胎児に奇形の発症リスクがあります。

鉄分や亜鉛などのミネラル分は日本人に不足しがちな成分で貧血気味の女性が多いのですが、やはり過剰摂取で吐き気や下痢などの副作用を生じることがあります。

注意点はサプリメントなどを必要量を超えての摂取はしないことで、成分が重なって過剰摂取となり、健康障害などが起こらないようにするにはサプリメントの選び方も大切なポイントとなります。